2022 春Bowman チェックリスト
春が来てBowmanの季節がやってまいりました
ということでチェックリスト考察です
チェックリストはこちら↓
https://www.beckett.com/news/2022-bowman-baseball-cards/
今回の1st収録人数は85人、前年の72人から13人の増加です
しっかり値上がりもされています
去年よりはマシかなとも思いましたがこの値段、この増産でさらに薄くされてそうなので結局どっこいどっこいです
昨年同様絶対的なプロスペクトはいないので現段階ではまた売れ残るんじゃないかと予想しています
とはいえ有望なプロスペクトがいないわけではありません
というわけで本題に参ります
評価はあくまで個人的なものです
・Aeverson Arteaga SS 19歳 SF内10位
評価B−
Arteagaは2019年度のIFAにてSFと100万ドルで契約したプロスペクト
元プロバスケットボール選手の父親譲りの身体能力を高く評価されています
守備のセンスは抜群で非常に広い守備範囲を守り、肩も申し分ないそう
ただバッティングは改善の必要があり、今期single-Aで2本打っていますがOPS.760といまいち物足りない成績
SFにはMarco Lucianoがいますので打てないことにはレギュラーは掴めないでしょう
・Curtis Mead 3B/1B 21歳 TB内6位 評価B+
Meadは2019年にPHIと契約したプロスペクト
2019年11月にCristopher SánchezのトレードパッケージとしてTBに加入しました
昨年は3つのリーグで104試合プレーし、HR15本、打率.321、OPS.911と非常に優秀な成績を残しました
三振割合が少し高く、打球がラインドライブ気味なのが懸念材料
ただプラスのパワーを示しているのでホームランはさらに増えると予想されています
問題は守備で足遅い・肩弱い・守備下手と三拍子揃ってしまっており、TB側の望み通り1Bを避けるのであれば2Bやコーナーへの移行が現実的でしょう
今シーズンAAでOPS1.027と順調なスタートをきっています
・Colson Montgomery SS 20歳 CWS内1位
評価A−
Montgomeryは昨年のドラフトで全体22位でCWSに指名されたプロスペクト
バスケットボールでも高校の得点記録を更新するなどアスリートタイプの選手
Corey Seagerと比較されることが多く、将来的には25本以上のホームランを期待できるとされています
走力、肩は申し分ないのでCWSはMontgomeryがSSに残れると自信を見せているようですが、スカウトは守備範囲の狭さから3Bに転向するのではないかとの見方も
今期AでOPS.735とまずまずのスタートです
・Eddys Leonard INF 21歳 LAD内8位 評価B+
Leonardは2017-18年度のIFAで20万ドルで契約したプロスペクト
昨年初めてフルシーズン出場し、打率.297、HR22本、OPS.929と優秀な成績を残し、40人ロースター入りしています
将来的に少なくとも20本は期待できる選手になるとされています
守備はエラーが多いですが平均的なSS、あるいはプラスのCFや3Bになると言われています
今期high-Aで低迷中
・Elly De La Cruz 3B/SS 20歳 MLB内74位 CIN内3位 評価A+
De La Cruzは2018-19年度のIFAで65000ドルで契約したプロスペクト
昨年急成長し、全くの無名からtop100入りを成し遂げました
De La Cruzは真のファイブツールと称され、アプローチに改善の必要がありますがプラスの打者に成長する見通しです
守備でもプラスのSS、CFになれる逸材
今期high-Aですでに3本打ってます
今作の目玉の1人です
・George Valera OF 21歳 MLB内45位 CLE内1位 評価A+
Valeraは2017年度のIFAにて130万ドルで契約したプロスペクト
満を持してBowmanに収録です
昨年86試合に出演し、HR19本、OPS.910を記録し、40人ロースター入りを果たしました
将来的には.280、25本を打てると評価されていますが既に何度か故障した耐久性を疑問視されておりコーナーに回るとの予想
今期AAでOPS.873と好調なスタート
・Joshua Baez OF 18歳 STL内7位 評価B+
昨年度のドラフト全体54位で指名されたプロスペクト
モックドラフトでは1巡目上位で消えるとの予想が大半でしたがバンダービルト大に内定していたこともありこの順位までスリップ
結果2巡目にしては破格の225万ドルという金額でSTLと契約しました
驚異的なパワーの持ち主で打球速度は107マイルを計測するほど
また、マウンドから97マイルを投げるほどの強肩でもあります
・Jonatan Clase OF 19歳 SEA内20位 評価B−
Claceは2018年度のIFAにてSEAと契約したプロスペクト
77試合で47盗塁を記録するなど驚異的な俊足の持ち主です
小柄ではありますが故障をきっかけにスイッチヒッターへと転向し、より走力を生かした打撃ができるようになり、最低でもUTLとして活躍できそう
今期Aでホームラン2本、OPS.843と好調なスタートです
・Jhonkensy Noel 3B/1B 20歳 CLE内13位
評価B−
Noelは2017年度のIFAにて10万ドルで契約したプロスペクト
昨年AでOPS1.005、HR19本とブレイクし、40人ロースター入りを果たしました
60評価のパワーが最大の武器でそれを生かすためにはさらにアプローチを磨く必要があります
昨年は主に3Bとして過ごしましたが将来的には1BやDHでの起用がメインになるとの予想
打率が低すぎるのが懸念材料ですが今期high-Aでホームラン4本、OPS.888を記録しています
・Jose Ramos OF 21歳 LAD内14位 評価B+
Ramosは2018年度のIFAにて3万ドルで契約したプロスペクト
昨年初めてアメリカでプレーし、62試合でOPS.983、HR11本と優秀な成績を残しました
Andy Pagesと比較されていますが相手のレベルが上がるにつれてどれだけ対応できるかは未知数
肩は非常に強いですが足はそこまでなので将来的にはコーナーに回る予定
今期Aで打率.323、HR4本、OPS1.078と好調です
・James Wood OF 19歳 SD内5位 評価A−
Woodは昨年のドラフト全体62位指名のプロスペクト
父親が元プロバスケットボール選手、姉も大学バスケでキャプテンを務めるなどスポーツ一家で育ち、プレーの随所に高い身体能力が見られます
昨年はルーキーリーグでデビューし、26試合で打率.372、OPS1.000と幸先のいいスタートを切りました
足も速く昨年は盗塁成功率100%を記録するほど
守備はCF、またはRFとしてプレーする模様
今期Aでホームラン3本OPS1.182と好調なスタートです
・Kahlil Watson SS 19歳 MLB内24位 MIA内1位
評価S
Watsonは昨年のドラフトで全体16位のプロスペクト
top10以内での指名が確実視され、全体1位指名の候補でもありましたがスリップしてこの順位に
MIAがこれまで高校生に使った契約金の最高額を更新する約450万ドルで契約しました
非常に優秀なファイブツールプレイヤーで野手全ポジションに適性があると称されるほど
選球眼も非常にいいとされており、スター候補と言っても過言ではないでしょう
今期Aでホームラン5本、OPS.958と素晴らしいスタートです
・Matt McLain SS 22歳 MLB内85位 CIN内4位
評価A−
McLainは昨年のドラフトで全体17位のプロスペクト
2018年度のドラフトでもARIに1巡目指名を受けましたが更なる好条件を求めてUCLAに進学、見事バリューアップに成功しました
大学に入りアプローチが改善され、四球が急増
基本的にアベレージ重視のバッティングですがパワーがないわけではなくAlex Bregmanと比較されています
現状SSに残れるとの見方ですが将来2Bや3Bに回る可能性も
今期AAでホームラン3本、OPS.944と順調なのスタートです
・Max Muncy SS 19歳 OAK内5位 評価B+
Muncyは昨年のドラフトで全体25位で指名されたプロスペクト
LADのMax Muncyと同姓同名、誕生日が一致、キャリアのスタートも同球団となにかと話題になりました
打撃ではパワーはあるもののアプローチに改善の必要あり
守備はSSに残れるとされていますが2Bや3Bでプレーする可能性も
Alex BregmanやDansby Swansonなどさまざまなタイプの選手と比較されており可能性は無限大
今期Aでホームラン4本、OPS.816とまずまずのスタート
・Oswaldo Cabrera INF 23歳 NYY内14位
評価B−
Cabreraは2015年度のIFAにて10万ドルで契約したプロスペクト
昨年はAAで29本のホームランを放ち、見事東部MVPに輝きました
スイッチヒッターを生かした積極的なアプローチが特徴的です
守備では2B、または3Bに落ち着く見込み
今期AAAで低調なスタートです
・Oscar Colas OF 23歳 CWS内2位 評価B+
Colasは昨年のIFAにて270万ドルで契約したプロスペクト
日本のホークスと色々あったあの子です
同僚のCespedesより打撃は上だが守備は下との評価
将来的には30本が安定して見込めるパワーを持つとされています
三振が多く、四球も多いというタイプなので三振を減らせたら相当優秀な打者になる可能性も
過去には"The Cuban Ohtani"と言われていたこともあり、マウンドから投げては95マイルを計測するほどでしたが野手一本で行くようです
過大評価気味との意見も
high-Aでホームラン2本、OPS.842とまずまずのスタート
・Roberto Campos OF 18歳 DET内10位
評価B−
Camposは2019年に285万ドルで契約したプロスペクト
DETが過去最高額を支払って獲得した国際プロスペクトでしたがコロナの影響で完全に忘れ去られた存在になっていました
Avisail Garciaと比較されておりややプルヒッター気味ではありますが、逆方向にも強いラインドライブの打球を放ちます
スターとしての素質は十分に備えていますが物にできるかは本人次第
今期Aで低調なスタートです
・Taj Bradley RHP 21歳 MLB内72位 TB内3位
評価A−
Bradleyは2018年度のドラフト全体150位指名のプロスペクト
90マイル後半のストレートと80マイル後半のスライダーが武器で他にカーブとチェンジアップを投げます
昨年Aで103イニング投げ、防御率1.83を記録しており毎年優秀な若手投手を輩出するTBの次なるスター投手候補として期待されています
今期AAで4試合投げ防御率3.50とまずまずのスタート
・Trey Sweeney SS 22歳 NYY内5位 評価B+
Sweeneyは昨年度のドラフト全体20位指名のプロスペクト
昨年は32試合で7本のホームランを放ちました
ベストツールはヒッティングですが現状パワーが上回っており、安定して20本以上を見込めるのではないかと言われています
身体能力が高いタイプではないので3Bにコンバートされる見通し
high-Aで打率.235と低調なスタートです
以上です
他にも有望株は収録されていますが代表的なのはこの辺かなあと
説明に関してはスカウティングレポートを参考にしてるので実際の成績とちゃうやんけ!というツッコミは無しでお願いします
あと三振率とか四球率なんかは省いて考えてます
細かいことを言い出したら1選手に軽く1000字は費やすことになってしまうので(めんどくさい)
収録かと期待されていたBrady House、jack Leiterはまたもや入りませんでしたね
Houseはボウクロでワンチャンある?気もしますがLeiterに関してはドラフト後にどのプロダクトでも書いてないので今後もないのかもしれません
揉めていると噂されていたValeraが無事収録されて何よりです
あとBowman的に投手は美味しくないので本当のトッププロスペクトではない限りほとんど書いてません
箱開けの予定は現状ありませんが私自身が鷹党ということもありColasと本来ボウドラの推しになるはずだったBaez狙いでGBに入ろうかなと思ってます
というわけで雑ですがこの辺で
ご覧いただきありがとうございました